自然農法

【自然農法】ジャガイモの育て方。植え付けと栽培方法のコツを解説。

2019年8月14日

こんにちは!kokingです。

この記事では「自然農法でのジャガイモの育て方」を解説しています。

様々な料理に活用できるジャガイモ。やせ地でも育つジャガイモは自然栽培で育てやすい野菜の一つです。

実際に僕がじゃがいもを育てている方法を紹介します。

   

 ジャガイモの栽培適地と栽培適期

 ジャガイモの原産地はアンデス山脈高地で、酸性な土壌でも作りやすい野菜です。ジャガイモは乾燥した土を好むので、必ず水はけの良い場所に植え付けるようにします。ジャガイモは寒冷な気候を好み、夏の暑さには弱いので適期を守って植え付けることが大事です。


植え付け時期は春植えと秋植えがありますが、秋植えより春植えのほうが成功しやすくなります。  春作の場合は霜の心配がなくなった桜やアブラナ科の花が咲く、平均温度が8℃~10℃になった頃が、ジャガイモの植え付けの適期です。また秋植えの場合は夏の暑い時期を避け、涼しい場所でポットに借り植えして芽を出させてから、植え付けます。

ポイント

・春植えの植え付け時期 2月〜3月 ( 桜・アブラナ 開花時期 )

・秋植えの植え付け時期 8月〜9月  ( 仮植え )

 畑の準備

ジャガイモを育てる前に、畑の準備をしておきます。

ジャガイモは乾燥した土地を好み、湿気が嫌いです。水はけの悪い畑や粘土質の場合は、畝を高めに作って植え付けます。また、20cm掘って硬層盤(こうばんそう)が出てくるような畑でジャガイモを育てると、根の張りが悪くなってしまいます。改善するためには30センチほど土を掘り、そこに枯葉などを入れてから畝を作る方法が有効です。

無肥料栽培では、畝に肥料は施しません。ジャガイモは比較的痩せた土地でも育ち、逆に肥沃すぎる土地だと葉や茎だけが成長し過ぎて、イモのつきが悪くなります。

石灰なども病気の原因になるので、まかないようにしましょう。

ただどうしても痩せすぎていて、上手く育たない場合は油粕と米ぬかを半々に混ぜたものをうっすらまくといいです。

ポイント

・湿気が苦手なので乾いた土地に植える。

・肥沃すぎる土地はダメ。

 相性がいい野菜と悪い野菜

野菜には、一緒に植えることで育ちが良くなったり、病気予防になる相性の良い植物「コンパニオンプランツ」というものがあります。

また、この逆で、一緒植えると成長が悪くなる植物があります。自然農法では、肥料や農薬を使わないかわりに、相性のよい植物「コンパニオンプランツ」を利用して植物を元気に育てるという方法がお勧めです。

 僕が使っているジャガイモのコンパニオンプランツはネギやまめ類です。連作障害が出やすいジャガイモでもネギと交互に育てることで、毎年連作がすることが可能になります。

 ジャガイモと相性が良い植物はそれぐらいで、ほとんどの野菜と相性が悪いです。キャベツや白菜などのアブラナ科と植えると結球しなくなり、ショウガと混植するとお互いの生育が悪くなります。

自然農法ではほとんど連作障害が起きることはないですが、トマトやナスなどのナス科を栽培した跡地で育てるのは避けましょう。

 

 ジャガイモの種イモを購入

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ジャガイモの種芋を買います。

種イモを買う時は、よく締まった50g~80gほどのイモを選びます。種イモがブヨブヨしているものや、芽が出ているものは発芽が良くないです。

注意ポイント

種イモ専用ではないジャガイモを植え付けるのはウィルスの心配があり病気にかかりやすいのでのでダメです。

自然農法でもじゃがいもは比較的どんな品種でも育ちます。

 芽だしの仕方

秋に育てる場合のみ、ポットに植えて芽出しをさせてから、畑に定植します。
8月、9cmポットに腐葉土を詰め、種イモを切らずに植え付け。黒寒冷紗の中などの半日陰で、最高気温25度の環境で保管します。土が乾かないように水やりを。

 種イモの植え付けのポイント

種芋を買ったらすぐに植え付けをします。


ジャガイモを植え付ける適期は、春植えは桜が咲く3月、秋植えは9月頃です。ジャガイモは暑さが苦手なので、植え遅れのないように気を付けるようにします。だからといって早く植え付けることもいけません。まだ寒い時期に植え付けると、霜にあたって株がダメなってしまいます。
ジャガイモは早すぎず遅すぎず、適期を守って植え付けることが大事です。

植え付けるときのポイントを紹介します。

植え付けのポイント1 「大きいイモは半分に切る」

小さな種芋はそのままで、大きな芋は半分に切って植え付けます。    

半分にきった種芋をすぐに植え付けたいときは殺菌のため、普通は草木灰を切り口につけますが、今回はお酢と水を1/9にうすめたものをぬりました。
草木灰はアルカリ性のものなので、ジャガイモの切り口につけると病気になりやすくなるからです。

切り口を3日間ほど乾燥させてから植え付けることもできます。
植え付けまでによく日に当てておくのが発芽を揃わせるコツです。

植え付けのポイント2 「ストロンを下にして少し深めに植え付け」

種芋の準備ができたら畑に植え付けていきます。ジャガイモは湿気を嫌うので、雨の日を避け、晴れの日に植え付けるようにしましょう。 種イモは20cmほどの深さに、種イモを株間30㎝に埋めます。

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普通よりも20cmと深めに植え付けるのも栽培のポイント。深くに埋めることで土寄せが楽になり、収量もアップします。

だた、深めに植え付けると地温が上がりにくくなります。ジャガイモはある程度地温がないと成長せず、イモが肥大しません。そのため、植え付け後から草マルチをしいてしっかりと地温を保つことが大事です。

種芋を植えつける向きにも工夫をします。    

種芋は、すこし凹んでいる【ストロン】という部分があります。このストロンは勢いのあるジャガイモの芽がたくさん出てくる部分です。ここの部分を上に植え付けてしまうと、勢いが勢いが強すぎて、成長が悪くなってしまいます。普通栽培ではこのストロンを切り落として対処しますが、無肥料では切りません。
そのかわり種イモはストロンを下向きにして埋めることが、収穫量を増やす植え付けのポイントです。
植え付けたあとの水やりは不要です。

 芽吹き・土寄せ(一回目)

植え付け後、春植えの場合で1ヵ月、秋植えの場合は2週間~3週間で地上部に芽が出てきます。芽が出てきたらまず株元に土を寄せる「土寄せ」をします。

自然農法では基本的に耕しませんが、ジャガイモの場合は例外です。

1回目の土寄せは、芽が土から少し出てきた頃に行います。もし最低気温が3度以下で遅霜の心配がある場合は、土寄せの時に少し埋めてしまうか、草をかぶせ寒さ対策をしましょう。
ジャガイモ芽が15㎝から20cmに伸びたら、芽欠きをします。【芽欠き】とは、出てきた芽が4本以上の場合に、芽の数を減らす作業のことです。ジャガイモは芽を出し過ぎると、地上部で種を残そうしてしまい、イモの付が悪くなってしまいます。ジャガイモは種でも、イモからでも子孫を残せるからです。

半分に切りストロンを下にして植え付けた場合は、出てくる芽の数は少なくなりますが、それでも芽が出てきた場合は減らします。 大きなものを3本残し、他の芽は株もとの土を手で押さえながら、引き抜きます。

このとき、出てきたイモを1~2本残すと大きなイモに、3~4本だと中ぐらいのイモに、5本以上残すと小さなイモになります。自分の作りたいイモの大きさに合わせて、芽欠きをしてください

 ジャガイモの病虫害対策と対処法

自然農法で育てるジャガイモは害虫や病気の被害にあうことは少ないです。なので、特別な対策していません。しかし、前に未熟なな堆肥や肥料を施していた場合は、オオニジュウヤホシテントウやアブラムシが発生することがあるそうです。

見つけたら取り除くという対処で大丈夫だとおもいます。

 土寄せ2回目

株が30㎝ほどに成長してきたら2回目の土寄せを行います。不耕起の畑では、イモが外に出にくいので草マルチをする程度で良いですが、耕した畑では土寄せをします。しっかりとイモが外に出ないように土寄せをしないと、食べれないジャガイモになってしまいます。

 収穫と保存方法

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ジャガイモの茎がだんだん枯れてきた収穫のサイン。良く晴れた日にスコップで周りの土を動かさないようにしながら、イモをほる。掘ったジャガイモは30分だけ天日干しにして新聞紙にくるみ、暗冷所に保管します。食べたい分だけ取り出します。
ジャガイモを長く楽しみたいなら、地上部が完全にかれたときに収穫すると、イモの保存性が高くなります。

注意ポイント

注意 日に当てすぎるとイモが緑化します。緑色になったイモは、ソラニンという毒素が増えているので食べないように。

 自家採種

来年またジャガイモを育てたい場合は、収穫したものの中から形が良くキズがないものを選び種イモにすることができます。しかし、夏に収穫して来年まで保存するのは、結構難しいことです。なので夏収穫したものを秋に植え、収穫したものを新聞紙にくるみ冷暗所に保存して、種イモにするのがお勧め。

 まとめ

今回は「自然農法のジャガイモづくり」を紹介しましたがいかがでしたか?
自然栽培で自分で育てたジャガイモはとっても美味しく感じます。煮ても、焼いても、揚げても美味しい。ジャガイモは色々な料理に使えます。
皆さんもぜひ自然農法でジャガイモづくりに挑戦してみてください。

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