- 固定種や在来種の野菜を育てたいけど...
- 固定種と交配種の見分け方がわからない
- 固定種・在来種の種が買える種屋さんを教えて!
固定種や在来種の種が欲しいと思っても、どこで買ったらいいか、迷いますよね。
ホームセンターで買ってもいいですが、売られている種は固定種なのかF1なのか分かりづらいです。
最近では、登録品種も増えてきたので、ますます種選びがややこしくなってきました。
そこでこの記事では、固定種や在来種の種が欲しい方に、安心して選べる固定種や在来種を扱う種屋さんを紹介します。
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目次
固定種、在来種の種が買えるおすすめ種屋さん7選
固定種・在来種の種が買えるおすすめ種屋さんを紹介します。
紹介する種屋さんはすべてネットからの注文が可能です。
人気!「野口種苗研究所(のぐちしゅびょう)」
固定種・在来種を扱う種屋さんといえば、まず名前があがるのが「野口種苗」です。
「野口種苗研究所」は代々受け継がれてきた全国の固定種や在来種のみを扱う種屋さんです。
定番の野菜から地方の野菜まで多く取り揃えていて、販売している種の数は約1000種類という豊富な品揃え。
無肥料栽培の種子もあり、育てやすい家庭菜園向けの品種が多いです。種以外にも、種や農業に関する本も販売しています。
オリジナルの種の袋には、育て方から自家採取方法まで詳しく解説されているので初心者の方にもおすすめです。
オンラインショップが新しくなって商品の検索や注文が簡単になったのも嬉しいポイント!
野口種苗はこんな方におすすめ
- 日本の伝統野菜を育てたい人
- 無肥料栽培の種が欲しい人
- 家庭菜園初心者の人
野口種苗にはここから
在来種にこだわりを持った大学生の種屋さん「oiseed(おいしーど)」
oiseed(鶴頸種苗流通プロモーション)は、日本全国の様々な在来種や固定種を販売している種屋さんです。
https://kakukei-seeds.amebaownd.com
変わった種も手に入る「種の森」
「種の森」は固定種やエムアール種と呼ばれる海外の伝統品種を売っている種屋さんです。
海外の伝統品種やハーブ、花などを主に扱っていて、日本ではあまり見かけない海外の種も豊富で、種のカタログを見ているでもワクワクします。
販売されている種はすべて化学肥料や農薬を使わず栽培されたもので、種子消毒も行っていません。
自社農場やオーガニック認証・バイオダイナミック認証※を受けた海外の農場で採種されたものが販売されています
注文の場合はオンラインストアがないので、FAX・メール・郵送で注文するかたちになります。
種の袋も可愛いデザインです
種の森はこんな方におすすめ
- 海外の伝統品種を育てたい人
- カルフルな野菜や変わった野菜を育てたい人
- ハーブや花の種が欲しい人
- バイオダイナミックの種が欲しい人
- 消毒をしていない安心できる種が欲しい人
バイオダイナミック農法とは
肥料や農薬、除草など一切使わず、自然のリズムに合わせた循環型農法でドイツやスイスで普及している。日本の自然農法と似ている。
種の森のサイトはこちら
自然農法の種子が買える「自然のたね」
「自然のたね」は 自然農法国際開発センターが運営している種屋さんで、自然農法の固定種や在来種の種を販売してます。
自然のたねで扱う種は全て化学肥料や農薬を使わず、自然農法で育てられた無消毒の種です。穀物の種や苗の販売もしています。
自然農法で採取された種を扱っているので、一般の種と比べて、根張りが良く、病害虫に強いという特徴があります。
有機農業や自然農法を始めたい方にはとてもオススメの種屋さんです。
また、苗の作り方など自然農法センターのサイトに載っているので初心者の方にもオススメです。
とても人気があり早く売り切れてしまうので、 注意が必要です!
交配種、 品種登録された種も売られています
自然のたねはこんな方におすすめ
- 自然農法の種が欲しい人
- 育てやすい種が欲しい人
- 安心できる種が欲しい人
自然のたねにはここから
光郷城 畑懐(はふう)
固定種・在来種を扱う種専門店。創業80年の浜名農園が運営しています。
全国から集めた国内採取の固定種や在来種の種を多く取り揃えていて、店が選んだ「おいしい」 と思えるこだわりの種を置いています。
種はすべて無消毒で、交換する必要のないプランターの土・農具なども販売しています。
雑誌などにも掲載されている種屋さんです。
畑懐はこんな方におすすめ
- 「おいしい」野菜を育てたい人
- 日本の伝統品種が欲しい人
- 無消毒の種が欲しい人
有機種子を扱う「グリーンマーケット」
「グリーンマーケット」は株式会社グリーンフィールドプロジェクトが運営する有機種子を扱うオンラインショップです。
販売されている種は、農薬や化学肥料を使用せず採取されたもので、種子消毒もしていません。
グリーンマーケットでは独自の有機基準を設け、直接現地を訪問し安全性を調査した有機種子が売られています。
自然栽培のたねも売られており、ペット用の草、栽培キットなど種子以外の商品も豊富です。
F1の種も売られています
グリーンマーケットはこんな方におすすめ
- 有機種子が欲しい人
- 自然栽培の種が欲しい人
グリーンマーケットにはここから
海外の珍しい野菜が手に入る「藤田種子」
「藤田種子」は創業1897年の種苗会社です。
様々な世界の珍しい野菜やハーブの種子を取り揃えていています。
見たこともないような種が売れているので、変わった野菜を育ててみたい方におすすめです。
藤田種子はこんな方におすすめ
- 世界の珍しい野菜を育てたい人
藤田種子にはここから
イタリア・フランス野菜を育てるなら「ナチュラルハーベスト」
「ナチュラルハーベスト」は日本では手に入りにくい、イタリアやフランスの種を販売する種屋さんです。
ヨーロッパの伝統野菜や花、ハーブの種などをイタリアやフランスから直輸入しています。レストランシェフが注目するような変わった品種が多いです。
珍しい種は売り切れることがあるため、早めに注文するのがオススメです。
おまけがついて来ることも
ナチュラルハーベストはこんな方におすすめ
- イタリア・フランスの野菜を育てたい人
- ヨーロッパのハーブを育てたい人
- 料理が好きな人
ナチュラルハーベストにはここから
種を買う時の注意点
ここまで固定種や在来種の種が買えるオススメたねやさんを紹介しました。
種を買うときの注意点を紹介します。
交配種・登録品種かどうか確認
種を選ぶ際は、その種が登録品種かどうかを確認します。
品種登録された種は、自分で育てて種をとり、それを誰かにあげたり、売ったりすることが法律で禁止されています。
もし、自家採種をしたい、また、その種を他人に種を譲りたい・販売したいという場合は、登録品種でないものを選びましょう。
今回、紹介した種屋さんの中にも交配種や登録品種を扱っているところがあるので注意が必要です
昔ながらの名前の品種でも品種登録された種子があるので注意してください。
欲しい種は早めに購入
今回、紹介した種屋さんはどこも人気があるので、種が売り切れてしまうことがあります
特に、種まきの時期には注文が増え、売り切れたり、到着が遅れたりするので、欲しい種があったら早めに注文しておくのがおすすめです。
目安としては種まきの時期の1〜2ヶ月前に購入しておくと良いです。
固定種と交配種の見分け方
今回紹介した種屋さんは、ネットで注文出来ますが「できれば直接買いたい」という人のために、市販の種の固定種と交配種の見分け方について解説します。
タネの袋に「〇〇交配」や「F1品種」と書かれている品種は交配種です。逆に「〇〇育成」や「〇〇選抜」などと書いてあれば固定種です。基本的に交配種・F1と記載がなければ固定種になります。
まとめ
今回紹介した種屋さんは以下の通りです。
- 野口種苗研究所
- 種の森
- 自然のたね
- 光郷城 畑懐
- グリーンマーケット
- 藤田種子
- ナチュラルハーベスト
今回は固定種や在来種の種が買えるお勧めの種屋さんの紹介でした。あなたに合った良い種屋さんを見つけてください!