自然農法

窒素による環境汚染

2021年4月23日

こんにちは!kokingです。

この記事のテーマは【肥料による環境汚染】です。

19世紀から21世紀に至るまで、世界の人口はどんどん増えてきています。

17世紀の世界人口は約10億人だったが、今では77億人まで膨れ上がっています。

こうして急激に世界人口が増加すると、食料不足という問題がでてきます。

この食料不足の問題を解決するため、大量の栄養を与えて野菜を栽培することが当たり前になりました。

しかし、大量の窒素肥料を使用するということで、世界中の自然バランスがどんどん崩れてしまっていいます。

窒素による地球環境破壊 

地球環境に悪影響をもたらしている栄養素の一つに「窒素」があります。窒素は植物が茎や葉を成長させるためにとても大事な栄養素のひとつです。しかし、野菜の成長を早めたいからといって大量に与えれば良いということでもありません。かえって問題が起こります

窒素が土に大量にまぜこまれると、植物は吸収しようしますが吸いきれず大量に土のなかに余ってしまいます。土の中に余った窒素が問題です。

肥料をたくさんまくことで土の中に余った窒素が、大気中に放出されたり、地下水に溶け込み、空気や地下水を汚染してしまいます。

とくに窒素は水に溶けやすいので、簡単に地下水を汚染してしまいます。

生きるためには水がとても重要です。窒素水に溶け出すと体にはとても有害で、

また、地下水が一度汚染されると元の状態にするには長い時間がかかるので、窒素には気を付けなければいけません。

オゾン層破壊にもつながる窒素過敏

最近とても問題になっている地球温暖化。地球温暖化の原因として、工場がから放出される煙や自動車の排気ガス、牛のゲトンップなど様々ことがあげられていますが、実は化学肥料なども地球温暖化の原因となっています。

土壌に残った窒素が ガス(N₂O) という形で大気中に放出され、オゾン層を破壊します。窒素から発生するガス(N₂О)は有名なCo2に次ぐオゾン層破壊物質です。

その他にも、大量に窒素を与えるとこで、野菜の収穫量の低下、酸性雨、漁業被害などのマイナス面はたくさんあります

メキシコ湾で魚がいない「デットゾーン」が出現

今、世界中では1年間に約1億4500万トンの化学肥料が使われており、各地で窒素による問題が発生しています。特に、食料不足が深刻な発展途上国などでは、ここ数年で窒素肥料の使用量が大幅に上がっています。

メキシコ湾では最近、魚がいない「デットゾーン」が出現し漁業に大打撃を与えています。この現象も実は窒素肥料を使用したことで窒素が大量に海に溶け込んだことが原因です。

  窒素が海に流れ出し、その養分を植物プランクトンが吸うことで大量に増殖します。やがてそのプランクトンが死に、死骸が海の底に沈ずみます。その死骸を微生物が分解するため水中の酸素を消費し、その結果海の中は酸素がほとんどない状態になり、ほとんどの海中生物は死んでしまうということです。

化学肥料により死の海化したメキシコ湾の広さは、米国のニュージャージー州よりも広いといいます。

このような被害が出ているのはここだけではありません。

米国東海岸沖やヨーロッパの海、中国、日本、ブラジル、オーストラリア、そしてニュージーランドの沿岸沖でも窒素によりこのような死の海が発生しています。

窒素肥量の環境基準が制定

日本では平成11年に、硝酸性窒素が環境に悪影響をもたらすものとして、環境基準値が制定されました。

またそれと同時に、窒素は地下水を汚染するものとして対策が始まります。

水質にも影響を与えるとして有害物質に指定され、窒素による地下水汚染を防ぐため、地方公共団体による常時監視も始まりました。

なんと驚くことに窒素に環境基準が制定されてから、環境基準項目の中で、一番高い超過率 となっているそうです。

化学肥料によって狂ってしまった窒素循環

本来窒素とは自然が生みだすものです。空気中にも窒素は含まれており、雷や土壌微生物が土に窒素を固定することで、植物は育っていました。昔は、自然が窒素を生み出すことで上手に自然のバランスが取れていました。

しかし、最近は化学肥料に農業が一般的になりどんどん自然か破壊されています。そもそも化学肥料が使われ始めたのはいつごろでしょうか。

化学肥料が作り出されたのはちょうど第二次世界大戦が終わった頃です。戦争で使っていた窒素爆弾が大量にあまり、なにかに使えないかと考えて作られたのが化学肥料です。

人間が生きていくためには窒素がひつようです。しかし、食料不足だと言っても今の土壌はすこし窒素過敏になっていると思います。また食料不足の原因は農業だけではありません。自分たちに利益のあるように何も考えずに大量の窒素を使ってしまった結果、今のように環境が崩れています。

一度、バランスを崩してしまった自然環境をもとどうりにするのは難しいかもしれません。でも、これからでもみんなが自分の事だけではなく地球環境のことを考え、窒素の使う量を減らしていけば少しは良くなるはずです。

 

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