日本ミツバチとはどんなハチなのかを簡単に説明していきます。
日本ミツバチは「日本」と名前に付けられているように、日本に古来から生息していたミツバチです。アジア地域に住んでいる東洋ミツバチの一種で、北海道や沖縄を除くほとんどの地域で生息しています。
日本ミツバチは森などで木の室などに巣をつくり、花などの蜜をためて群れで暮らしています。ひとつの群れのミツバチの数はとても多く、ときには30000匹~50000匹の群れになることもあるほどです。
群れの中には、リーダーの女王バチと、蜜を摂ったり巣を守る働きバチがいます。オスバチは全体の1割程度しかいなく、仕事は女王バチと交尾をするだけ。交尾をしたら死んでしまいます。
西洋ミツバチと比べると少し体は小さく、日本ミツバチが集めるハチミツの量も西洋ミツバチの1/4~1/3と少ないです。西洋ミツバチとは違い、病気にはほとんどかからず、ダニにもへっちゃら。スズメバチが巣を襲いに来ても、日本ミツバチだけの必殺技があるので安心です。