どうもkokingです。
この記事では、「日本ミツバチの飼育を始めてみたい」という方に向けて養蜂の始め方、捕獲から採蜜までの流れをまとめました。
初心者の方でも理解できるよう簡単に解説しています。
目次
日本ミツバチ飼育の流れ
step.1 日本ミツバチを捕獲する
巣箱を設置
step.2 飼育管理
月に数回の見回りでもOK!
step.3 採蜜
ハチミツがたまる秋にハチミツを採取します
日本ミツバチの捕獲から採蜜まで飼育の流れを解説します。
日本ミツバチを捕獲する
日本ミツバチは飼育するには、まず野生のミツバチの群れを捕獲します。
春、暖かくなりミツバチの数が増えると、群れの半分新しいすみかに引っ越す 分蜂(ぶんぽう) が起こります。
この新しい住みかを探してる野生の日本ミツバチの群に、自分で仕掛けた巣箱に入ってもらえれば、飼育の始まりです。
日本ミツバチの飼育では、春に分蜂した群れを捕獲することが一番重要です。
メモ
日本ミツバチを捕獲するといっても、捕まえるという意味ではなく自分の巣箱に住んでもらうとという意味になります。
日本ミツバチの分蜂群の捕獲方法については
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【日本ミツバチの捕獲方法】プロに教わる!分蜂群が入りやすい巣箱設置方法とコツを解説!
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飼育管理方法
日本ミツバチの群れが捕獲できれば、飼育が始まります。
養蜂は大変だというイメージがありますが、日本ミツバチの飼育管理には西洋ミツバチのように手間はかかりません。
日本ミツバチは週に一度ペースの見回りでも、飼うことは十分可能です。
夏場には、スズメバチに襲われたり、暑さで巣が溶けて崩壊しないよう対策をしてあげれば、秋にはおいしいハチミツを採ることができます。
採蜜
春に巣箱に入った群れは、秋ごろまでには巣が大きくなりハチミツもたまります。
秋は1年のうちで一番ハチミツがたまる時期なので、採蜜の適期です。
重箱式巣箱では、4段目まで巣ができればに採蜜が可能です。
日本ミツバチの飼育に必要なもの
- 飼育巣箱
- ミツロウ
- 金陵辺
- 面府
など
日本ミツバチの飼育に必要な道具は西洋ミツバチに比べて少なく、特殊な道具をそろえる必要はありません。
普段生活の中で使っているものを応用することもできます。
日本ミツバチの養蜂はあまり手がかからない
日本ミツバチは日本に古来から住んでいる野生のミツバチなので、人間の管理はあまり必要なく、基本は放任養蜂で大丈夫です。
重箱式巣箱を使えば管理するのも簡単で、1~3週間に一度ほどの見回りで十分です。
病気にも比較的強く、西洋ミツバチのように特殊な道具をそろえる必要もありません。
日本ミツバチは自然の中でも生きていけるので、巣箱が気に入らないと出て行ってしまうという欠点もありますが、コツを理解すれば初心者でも飼育できます。
日本ミツバチは費用も少なく済みます
日本ミツバチの養蜂は基本的に費用は少なくて済みます。
西洋ミツバチように特殊な道具をそろえる必要なく、数千円~1万円ほどで始められます。
日本ミツバチのハチミツはとても希少価値が高く、小さな瓶で3000円することもあり、蜜のたまっている巣箱全体で20万円ほどの価値があります。
また自分で採取したハチミツは、スーパーなどで売られているハチミツよりも栄養が壊されていないのでとても健康にいいです。
初期投資数千円ほどで、おいしいハチミツが取れることを考えると断然お得です。
日本ミツバチはあまり刺さない
ハチは刺すので危険というイメージがありますが、日本ミツバチはとてもおとなしいハチなので、人間から刺激しない限りほとんど刺されることはありません
誤って押しつぶしそうになったりした場合や、冬の越冬期などに刺されることはありますが、優しい気持ちで接すれば大丈夫です。
日本ミツバチの養蜂は楽しい
ハチは怖いというイメージがありますが、日本ミツバチはとても小さくかわいらしいミツバチです。
日本ミツバチの飼育を始めると、そのうち家族のような存在になります。
最近は日本ミツバチはハチミツだけが目的ではなく、ペットように癒しを求めて飼育する方も増えてきています。
僕も日本ミツバチを飼ってみて、今ではもう家族のような存在になっています。
養蜂に興味があるという方は日本ミツバチを飼育してみるのがおすすめです。日本ミツバチの養蜂、初めてみませんか!