自家採種

アズキの種採り(自家採種)は意外と簡単!コツを押さえて楽しくチャレンジしよう

2025年5月18日

「アズキの種って、自分でも採れるの?」

「育てたアズキから来年も種を使いたいんだけど…」

こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。アズキの種採りは、いくつかのポイントを押さえれば、家庭菜園でも十分可能です。この記事では、アズキの自家採種のコツや保存方法まで、分かりやすくご紹介します。

アズキの種採りの概要

  • 自家採種の時期:8月~9月
  • 自家採種の方法:下の方の莢から順に収穫して乾燥・脱穀
  • 1株から採れる種の量:30〜60粒程度(目安)
  • おすすめ品種:早生宝小豆、丹波大納言小豆、黒アズキ、やぶ小豆、白あずき、宮古島黒小豆

アズキは下の方から順に実が熟していくため、タイミングを見て2〜3回に分けて収穫します。うまく乾燥させて、虫やカビから守れば、しっかり翌年の種として使えます。

アズキの種採りで大切なポイント

固定種や在来種を選ぼう

F1品種のアズキは、次の世代に性質が安定しないことがあります。毎年同じ品質のアズキを育てたいなら、固定種や在来種を選ぶことが基本です。

交雑の心配は少なめ

アズキは自家受粉しやすい性質があり、交雑しにくい作物です。数メートル離せば他の品種と混ざる心配はほとんどありません。

健康で丈夫な株を選んで種を採る

良い種を採るには、親株選びも重要です。以下のような株から採るようにしましょう。

  • 茎が太くて倒れていない
  • 病気にかかっていない
  • 莢付きが良く、落葉が一斉に起きている
  • 虫食いやしわのない、品種らしい実を付けている

アズキの自家採種のやり方

栽培から収穫まで

アズキは30cm間隔で、1か所に3粒ずつ点まきします。発芽後は鳥に食べられやすいので、地域によっては不織布をかけるか、ポリポットやセルトレイで育苗してから移植します。

発芽後は間引いて2本立ちに。生育初期は雑草と競合しやすいため、こまめな除草が必要です。種まきから30日ほどで株元に土寄せをして、倒れにくくします。

莢の収穫と乾燥

アズキは下の莢から順に黄色くなり、熟していきます。カラカラになるまで天日で干し、莢が自然に弾けるようになったら、棒で叩いて脱穀します。

脱穀後はゴミや虫食いを取り除き、さらに3〜5日間しっかり天日で乾燥させます。

種の保存方法

乾燥させた種は、ペットボトルやフタ付きのガラス瓶に入れ、口を開けたまま涼しい場所に2週間ほど置いておきます。この間にマメが出す炭酸ガスが、マメゾウムシの活動を抑える効果を発揮します。

その後、しっかりフタをして冷暗所で種を保存します。アズキは常温では1〜2年で発芽率が下がりますが、低温かつ乾燥した状態で保存すれば、3年ほど使用可能です。

アズキの自家採種Q&A

Q. F1品種でも種採りはできる?

A. 可能ですが、翌年に同じ性質のアズキが育つとは限りません。品質の安定を求めるなら固定種が安心です。

Q. どれくらいの数の株から種を採るべき?

A. できれば5株以上から採ると、より丈夫で発芽率の高い種になります。

Q. 種まきのタイミングは?

A. 地域によりますが、5月下旬〜6月上旬が目安です。気温が安定してから種をまくと、発芽しやすくなります。

まとめ

アズキの自家採種は、ポイントを押さえれば家庭菜園でも十分楽しめます。品種選び、親株の選定、収穫と保存のタイミングをしっかり守れば、翌年も元気なアズキを育てることができます。ぜひ、自分だけのアズキの種採りにチャレンジしてみてくださいね。

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