自家採種 野菜栽培

ソラマメの自家採種方法|種を採って毎年育てるコツ

2025年3月19日

ソラマメを育てるのが楽しくなってくると、「来年もこのソラマメを育てたい」「種を採って自分で増やしたい」と思う方も多いのではないでしょうか?実は、ソラマメの種採りはそれほど難しくありません。正しい方法で自家採種すれば、種代を節約できるだけでなく、環境に適応した強い株を育てることができます。

今回は、ソラマメの種採りの基本から、保存方法、発芽率を上げるコツまで、詳しく解説します。

ソラマメの自家採種の魅力

自家採種とは、収穫したソラマメの中から種となる豆を選び、翌年の栽培に活かす方法です。スーパーで売られているソラマメとは異なり、種採り用の豆は成熟させてしっかり乾燥させることがポイントです。

自家採種には次のようなメリットがあります。

  • 種代の節約:毎年種を購入しなくても済む
  • 環境に適応した品種の育成:地域の気候に適応した丈夫な株を育てられる
  • お気に入りの品種を守れる:特に気に入った品種を自分の手で受け継げる

しかし、適切な方法で管理しないと発芽率が低下することも。ここから、具体的な方法を見ていきましょう

失敗しない!ソラマメの自家採種の方法

1.種採りに適したソラマメの選ぶ

ソラマメの種を採るためには、どの豆を残すかが重要です。食用として収穫するものとは違い、できるだけ完熟し、病気にかかっていないものを選びます。

❶ 収穫するタイミング

ソラマメの種採りに最適なタイミングは、鞘が黒く乾燥し、株全体が枯れ始めた頃です。通常の食用収穫時期よりも 1〜2ヶ月後 まで畑に残しておく必要があります。

❷ 良い種の見極め方

  • 大きく健康的な鞘を選ぶ:小さい鞘やシワのあるものは避ける
  • 害虫や病気の影響がないもの:黒ずみやカビが見られるものは使わない
  • 株全体が元気だったものから採る:元気な株の種は翌年も育ちやすい

これらを意識することで、より発芽率の高い種を採ることができます。

2. ソラマメの種を収穫

種採り用に選んだソラマメを収穫したら、適切に乾燥させましょう。

❶ 収穫方法

完熟したソラマメの鞘をハサミで丁寧に切り取ります。このとき、鞘を傷つけないよう注意しましょう。

よく晴れた乾燥している日に収穫すると良いです。

3. ソラマメの種を乾燥させる

 種の寿命を伸ばすにはしっかりと乾燥させることが大切

ソラマメの種は、しっかり乾燥させることが大切です。

乾燥させることで、かびにくく、発芽率をしっかり保ったまま来年まで保存できます。

  1. 鞘ごと乾燥させる場合
    • 風通しの良い日陰で1〜2週間乾燥させる
    • 鞘の中で自然に水分が抜けるので、発芽率が良くなる
  2. 豆を取り出して乾燥させる場合
    • 取り出した豆を新聞紙の上に並べ、直射日光を避けながら乾燥
    • 1週間程度、完全に乾燥するまで放置

乾燥が不十分だとカビが発生することがあるので注意! カチカチに乾いたら、次は保存の工程です。

歯で噛んでみて、しっかりと硬かったらうまく乾燥できています。

さやごと保存するのもOKです。

4. ソラマメの種の保存方法

しっかり乾燥させた種は、適切に保存することで発芽率を保つことができます。

種は保存中でも湿気を吸いやすいので、乾燥剤と一緒にジップロックに入れるなど保存方法を工夫しましょう。

また、種は温かい場所においていたり、光を当ててしまうとといつも発芽モードに入ってしまうため、発芽率が低下しやすいです。

なるべく冷暗所に入れて保存するのがおすすめです。

  • 乾燥剤と一緒に保存:密閉容器に乾燥剤を入れるとカビ防止になる
  • 冷暗所で保管:冷蔵庫の野菜室(5℃前後)が理想的
  • 紙袋や布袋に入れる:通気性を確保しつつ湿気を防ぐ

保存状態が悪いと、翌年の発芽率が低下するので、注意しましょう。

5. 自家採種したソラマメの発芽率を上げるコツ

自家採種した種を翌年に植える際、発芽率を上げるためには以下のポイントを押さえましょう。

  • 種まき前に水に浸ける
    • 種まきの1日前にぬるま湯に6〜8時間浸す
    • 発芽を促進し、発芽までの日数を短縮
  • 適切な時期にまく
    • ソラマメの種まき時期は 秋(10〜11月)または春(2〜3月)
    • 地域に応じた適切なタイミングで播種する
  • 種を蒔く向きに注意
    • ソラマメのへその部分を 斜め下に向けて 土に埋めると、根が出やすい

これらを守ることで、自家採種したソラマメでも安定して発芽させることができます。

6. 自家採種で気をつけるべき点

ソラマメの自家採種は比較的簡単ですが、以下の点には注意が必要です。

  1. 交雑を防ぐ
    • 他の品種と交雑しないよう、近くに違う品種を植えない
  2. 病害虫に注意
    • 連作を避ける(ソラマメは連作障害が出やすい)
  3. 保存環境を適切に管理
    • 湿度が高いとカビが発生するため、しっかり乾燥させる

これらを守れば、翌年も元気なソラマメを育てることができます。

まとめ

ソラマメの自家採種は、適切な管理をすれば誰でも簡単にできる方法です。種採り用の豆をしっかり選び、乾燥・保存方法を工夫することで、高い発芽率を維持できます。

「来年も美味しいソラマメを育てたい!」という方は、ぜひ自家採種にチャレンジしてみてくださいね!

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